大阪大谷大学薬学部の留年率・卒業率・国家試験合格率【2020年度入学】
大阪大谷大学薬学部薬学科の留年率や卒業率を調べるとき、最初に確かめたいのは「何年度に入学した人を、どこまで追った数字か」です。この記事では、大学が公表している2020年度入学生の修学状況をもとに、入学から卒業までの人数の動きと薬剤師国家試験の結果を整理します。
表にある卒業率と国家試験合格率は、入学した時点の人数を起点にした数字です。途中の学年に残った人数だけを見て、同じ割合だと読み替えることはできません。退学・除籍などの割合には別年度の文部科学省調査を使っているため、対象の違いもあわせて確認してください。
目次
大阪大谷大学薬学部の3つの数字(2020年度入学生)
| 指標(2020年度入学生) | 大阪大谷大学 | 薬学部79学科の中央値 |
|---|---|---|
| 6年ストレートで薬剤師国家試験に合格した割合 | 38% | 61.8% |
| 6年で卒業した割合 | 46% | 68.0% |
| 退学・除籍などの割合(2019年度入学者・文部科学省調査) | 28.4% | 11.1% |
2020年度入学141名中、6年で合格54名/2020年度入学141名中、卒業65名。中央値は大阪大谷大学を含む薬学部79学科の公表値を本サイトで集計したものです。退学・除籍などの割合は、文部科学省「薬学部の6年制課程における退学状況等」(2025年度調査結果)に載っている2019年度入学者の値です。
大阪大谷大学薬学部薬学科では、2020年度に入学した141名のうち、6年で卒業したのは65名、6年ストレートで薬剤師国家試験に合格したのは54名です。大学が公表している資料に載っている数字です。表の割合はそれぞれ46%と38%で、卒業と国家試験合格を別の到達点として示しています。
比較欄の中央値は、本サイトが薬学部79学科の公表値を集計したものです。同じ入学年度を起点にした卒業率・ストレート合格率について、全体のなかで数字を読むための目安になります。ただし、この表だけで教育内容や学生一人ひとりの学習状況を判断することはできません。
退学・除籍などの28.4%は、文部科学省が2019年度入学者を調べた値です。2020年度入学生の学年別人数から算出した割合ではありません。表の上段と同じ学年の経過を示す数字として足し合わせたり、差し引いたりしないでください。
入学から卒業まで、学年別にどう残ったか
| 時点 | 人数 | 入学時を100としたとき |
|---|---|---|
| 2020年度 入学 | 141名 | 100 |
| 2年次 | 113名 | 80 |
| 3年次 | 97名 | 69 |
| 4年次 | 88名 | 62 |
| 5年次 | 83名 | 59 |
| 6年次 | 82名 | 58 |
| 卒業 | 65名 | 46 |
入学時の141名から2年次の113名へ、表の人数は入学から2年次にかけて最も大きく動いています。その後は3年次97名、4年次88名、5年次83名、6年次82名と続き、卒業時は65名です。どの時点で人数が変わったかを見ると、入学直後からの学習習慣を整える重要性が見えてきます。
最も大きく動くのは入学から2年次
表に並ぶのは各時点の人数であり、その差の理由を個別に示すものではありません。留年、休学、退学、進路変更などの内訳は、この表だけでは分かりません。入学から2年次への変化を、そのまま「その時期に留年した人数」と呼ぶこともできません。
これから学ぶ人は、初年度の授業で分からない内容を積み残したまま次の単元へ進まないことが大切です。すでに在学中なら、次の定期試験や再試で必要な範囲を確認し、理解が曖昧な基礎科目から学び直す順番を決めると、目の前の課題に取りかかりやすくなります。学年の表は全体の推移をつかむ入口です。自分自身の学修計画は、現在の成績表や履修案内に照らして組み立ててください。表で人数が落ち着いて見える学年にも、個人ごとの苦手科目や試験日程はあります。全体の人数と自分の学習課題を分けて考えることが、現実的な準備につながります。
この数字の読み方
卒業とストレート合格を分けて見る
6年で卒業した割合と、6年ストレートで薬剤師国家試験に合格した割合は、指している到達点が違います。卒業に必要な条件を満たすことと、国家試験で合格に届くことを一つの数字にまとめないのが読み方の基本です。表では卒業が46%、ストレート合格が38%と示されています。
大学別の数字を比較するときは、分母が入学時の人数なのか、卒業者や国家試験受験者なのかを先に確かめてください。受験者だけを分母にした合格率と、入学した学年全体を追ったストレート合格率では、同じ「合格率」という言葉でも意味が変わります。この記事の表は後者を使っています。
退学・除籍の数字は別の学年
退学・除籍などの割合は、文部科学省の調査で2019年度に入学した学年を対象にした28.4%です。大阪大谷大学薬学部薬学科の2020年度入学生について、表の人数から直接求めた値ではありません。対象年度の違いを見落とすと、卒業までの推移を誤って説明してしまいます。
また、学年別の在籍人数だけから、個々の学生がどの理由で次の時点の表に含まれなくなったかは分かりません。自分の進級や卒業の見通しを考える際は、大学が示す履修要件と現在の修得状況を照らし合わせ、必要なら担当窓口に確認することが先です。公表データは、その相談を始めるための背景として使えます。
大阪大谷大学薬学部でつまずきやすいところと、立て直し方
大阪大谷大学薬学部薬学科の表では、人数の動きが最も大きいのは入学から2年次です。ただし、公表値は誰がどの科目でつまずいたかを示していません。学習の立て直しでは、大学全体の傾向から自分の弱点を決めつけず、手元の試験結果、再試の対象、授業で理解が止まった箇所を具体的に並べるところから始めます。
残っている科目を見える形にする
まず、現在の履修科目ごとに、合格済み、再試の準備が必要、理解の確認が必要という状態を整理します。授業ノートを最初から読み返すだけでは、試験までに何をできるようにするかが曖昧になりがちです。出題範囲と過去に間違えた問題を突き合わせ、必要な基礎知識と解く手順を短く書き出してください。つまずきが重なる場合は、先に締切のある科目と、その理解に前提が必要な科目を見分けます。暗記だけで乗り切ろうとして説明できない部分が残っているなら、用語を自分の言葉に直し、図や式と結び付けてから演習に戻る方法が使えます。解けなかった理由を毎回確認すると、同じ誤りを繰り返している箇所が見つかります。
試験までの順番を決める
再試や定期試験が近いときほど、全科目を同じ量だけ進める計画は続けにくくなります。まず大学が公表する試験日程と評価方法を確認し、手をつける範囲を絞ってください。演習後は正誤だけで終わらせず、根拠を説明できるかを確かめると、次に復習する内容がはっきりします。計画を立てるときは、できなかった問題をただ増やすより、解き直すときにどこで止まったかを記録すると効果的です。説明が曖昧な単元は教科書の該当箇所に戻り、確認した内容をもう一度問題で試します。こうした往復を続けると、限られた時間のなかでも復習の優先順位を更新できます。
一人で整理しきれない場合は、大学の教員や学修相談窓口に現在の履修状況を示して相談する方法があります。薬学部卒業 家庭教師センターへの相談でも、残っている科目と再試の状況から優先順位を一緒に整理できます。公表された割合に自分を当てはめるより、いま変更できる学習手順を決めることが大切です。
定員・偏差値・学費
| 項目 | 大阪大谷大学薬学部(薬学科) |
|---|---|
| 設置区分 | 私立(大阪府) |
| 入学定員 | 100名 |
| 偏差値の目安 | 40.0 |
| 学費 | 年間181万円 |
大阪大谷大学薬学部薬学科の入学定員は100名、偏差値の目安は40.0、学費は年間181万円です。これらは修学状況の表とは異なる種類の情報です。定員と、その年度に実際に入学した人数を同じものとして扱わないようにしてください。
偏差値は入学前の目安であり、入学後の進級や薬剤師国家試験の結果を直接説明する数字ではありません。入学時点の学力にかかわらず、授業内容を理解し、試験の結果を振り返りながら学習を続ける必要があります。進級の不安を考える際は、偏差値より現在の履修科目と評価方法を優先して確認します。
学費を含めて進路や学修計画を考える場合も、表の金額だけで判断を終えず、大学が現在公表している募集要項などを確認してください。ここに示す基本情報は、薬学部薬学科の修学状況を読むうえでの補助情報として置いています。募集要項や大学の案内が更新された場合は、いま適用される条件を優先して確認しましょう。過去の入学生を追った修学データと、これから入学する人に向けた基本情報では、参照する年度と目的が異なります。その違いを押さえておくと、数字を一つの評価にまとめずに済みます。
この記事で使った数字の出典
- 大阪大谷大学 修学状況の公表資料:大阪大谷大学公表PDF
- 退学・除籍などの割合:文部科学省「薬学部の6年制課程における退学状況等」(2025年度調査結果)
- 入学定員・偏差値・学費:大阪大谷大学の募集要項および進学情報サイトの公表値
数値は2020年度入学生についての公表値です。大学の公表資料は毎年更新されるため、最新の数字は大阪大谷大学の公表PDFでご確認ください。
卒業までの人数と薬剤師国家試験のストレート合格については、大阪大谷大学が公表している修学状況の資料を使いました。本文の学年別表は、2020年度入学生の推移を同じ順序で示しています。出典の公表PDFに戻って、どの年度の学年を追っているかを確かめられます。
退学・除籍などの割合は、別に示した文部科学省の資料にある2019年度入学者の数字です。中央値は本サイトによる公表値の集計であり、大学の資料そのものに書かれた全国値ではありません。出典ごとに対象年度と集計の役割を分けて読むと、同じ表にある数字の違いが分かります。
