新潟薬科大学薬学部の留年率・卒業率・国家試験合格率【2020年度入学】
新潟薬科大学薬学部薬学科の修学状況を、2020年度入学生について見ていきます。大学が公表している資料に載っている数字です。国家試験の合格割合だけで判断するのではなく、入学時から卒業までの人数の動きと合わせて読むと、学習の備えを考えやすくなります。
この記事では、6年ストレートでの薬剤師国家試験合格、6年での卒業、退学・除籍の割合を確認し、学年ごとの在籍人数をたどります。学年ごとの推移を自分の履修状況と照らし、未修得科目や進級条件を確認するための材料として使ってください。
目次
新潟薬科大学薬学部の3つの数字(2020年度入学生)
| 指標 | 新潟薬科大学 | 薬学部79学科の |
|---|---|---|
| 6年ストレートで薬剤師国家試験に合格した割合 | 43% | 61.8% |
| 6年で卒業した割合 | 55% | 68.0% |
| 退学・除籍などの割合(2019年度入学者・文部科学省調査) | 15.2% | 11.1% |
2020年度入学108名中、6年で合格46名/2020年度入学108名中、卒業59名。中央値は新潟薬科大学を含む薬学部79学科の公表値を本サイトで集計したものです。退学・除籍などの割合は、文部科学省「薬学部の6年制課程における退学状況等」(2025年度調査結果)に載っている2019年度入学者の値です。
2020年度に新潟薬科大学薬学部薬学科へ入学した108名について、6年ストレートで薬剤師国家試験に合格した割合は43%、6年で卒業した割合は55%です。退学・除籍などの割合は、文部科学省の調査で2019年度に入学した学年の値が15.2%です。同じ表に載せた中央値は、本サイトが薬学部79学科の公表値を集計した値です。
新潟薬科大学薬学部薬学科の43%を中央値61.8%、55%を中央値68.0%、15.2%を中央値11.1%と並べると、この入学年度の位置づけがつかめます。ただし、中央値は個人の進級可能性を示す目安ではありません。科目の履修状況や試験日程は人によって異なるため、自分の学習計画は大学の規程と手元の成績に沿って組み立てる必要があります。
「6年ストレートで合格」と「6年で卒業」は、どちらも入学時の集団を起点にした指標です。卒業後に受験して合格した方や、卒業までに別の時間をかけた方の経過を、この表だけから読み取ることはできません。国家試験の合格率という言葉だけで、受験者を分母にした別の数字と混同しないようにしましょう。
退学・除籍の割合も、卒業率から単純に引いた残りではありません。学年別の表には在籍人数の推移が示されますが、個々の学生がいつ、どの理由で進路を変えたかまでは示していません。まずは指標の対象と時点をそろえて読み、そのうえで自分に必要な対策を考えることが大切です。
入学から卒業まで、学年別にどう残ったか
| 時点 | 人数 | 入学時を100としたとき |
|---|---|---|
| 2020年度 入学 | 108名 | 100 |
| 2年次 | 96名 | 89 |
| 3年次 | 88名 | 81 |
| 4年次 | 78名 | 72 |
| 5年次 | 67名 | 62 |
| 6年次 | 67名 | 62 |
| 卒業 | 59名 | 55 |
2027年4月に大学名を「新潟科学大学」へ変更する予定です。薬学科の入学定員も130名から100名へ変わる予定です。
入学時108名に対し、2年次は96名、3年次は88名、4年次は78名、5年次は67名、6年次も67名、卒業は59名です。表の右端は、入学時を100としたときの人数を示します。数字を横に追うと、在籍人数が動く時期と、同じ人数が続く時期の両方が見えてきます。
人数が動く時期を、学習の点検時期にする
とくに4年次の78名から5年次の67名へ移るところは、表の中で変化を確認したい箇所です。これは、その学年で何が原因だったかを証明する数字ではありません。科目の積み残し、実習や試験の準備、進級条件など、自分が実際に確認できる項目へ分けて考えるための合図として受け止めるのが適切です。
5年次と6年次はともに67名ですが、同じ学生が全員そのまま進んだことを意味する資料ではありません。表は各時点の人数を示すもので、一人ひとりの履修履歴や留年経験を追ったものではないからです。人数が変わらない行も、準備が不要という意味ではありません。進級条件や卒業要件を早めに確認しておきましょう。
6年次の在籍人数と卒業人数の間にも違いがあります。卒業に必要な単位や試験の扱いは、所属する大学の現行の規程と本人の履修状況で確かめてください。表を見て不安になったときは、まず未修得科目、再試験の予定、相談できる窓口を紙に書き出すと、次に確認することが明確になります。
この数字の読み方
この表を読むときは、割合の名前、分母、数えた時点をセットで確認します。6年ストレートの薬剤師国家試験合格割合は、入学した集団がその期間内に合格した割合です。国試を実際に受けた人のうち何人が合格したかという指標とは、問いそのものが違います。数字が近く見えても、対象を取り違えると学習計画の判断を誤ります。
卒業と国家試験を分けて読む
6年で卒業した割合は、学位取得までの進み方を見る数字です。一方、ストレート合格割合は、卒業に加えて薬剤師国家試験への到達も含みます。両者を一つの「合格率」にまとめてしまうと、卒業要件への対応と国試対策のどちらに課題があるのか見えなくなります。まずは卒業に必要な条件を確認し、次に国試へ向けた準備を整理する順番が自然です。
中央値との比較では、同じ定義の指標を同じ列どうしで比べます。学科ごとの教育課程、選抜、学生の状況は同じではないため、中央値から離れている理由を表だけで断定することはできません。この比較から分かるのは、掲載された入学年度の公表値が集計の中央とどう違うかまでです。個人の原因や大学の授業の質を決めつける材料にはしません。
また、退学・除籍の割合を進級の不安と直結させないことも大切です。進路変更にはさまざまな事情があり、この資料にはその内訳が載っていません。自分にとって意味があるのは、今の科目で何を満たせば次へ進めるかという具体的な条件です。数字を入口にして、成績表、シラバス、担当窓口の案内を照らし合わせてください。
新潟薬科大学薬学部でつまずきやすいところと、立て直し方
新潟薬科大学薬学部薬学科の学年別人数を見ると、学習を後回しにせず、学期の早い段階で状況を点検する価値が分かります。ただし、この公表資料だけで「どの科目でつまずいた学生が多いか」は判断できません。自分の課題は、過去の集計よりも、今受けている授業の到達目標と成績評価から探す必要があります。
残っている科目を、試験までの作業に分ける
まず、未修得科目と再試験の有無を一覧にし、それぞれの試験範囲、提出物、合格条件、質問できる担当者を確認します。苦手意識だけで優先順位を決めると、期限の近い課題を見落としやすくなります。締切が動かせないものを先に押さえ、理解不足の内容は小さな単元に分け、授業資料と演習問題を行き来しながら埋めていきましょう。
問題を解いても間違いの理由が説明できない科目は、解説を読むだけで終えず、自分の言葉で解法や考え方を短く書き直します。知識を覚えていないのか、使う場面を選べないのか、計算や記述の手順で止まるのかによって、次の練習は変わります。正答数だけでなく、止まった箇所を残すと相談もしやすくなります。
進級条件と卒業要件を、早めに確かめる
学年が上がるほど、履修、実習、卒業に関する予定が重なりやすくなります。自分の学年に適用される規程を確認し、科目担当や教務窓口に聞く項目を具体的にしておきましょう。「何から手をつければよいか分からない」という段階でも、成績表と試験予定を持って相談すれば、確認すべき順番を整理できます。ひとりで抱え続ける前に、大学の窓口を使うことも立て直しの一部です。
定員・偏差値・学費
| 項目 | 新潟薬科大学薬学部 |
|---|---|
| 設置区分 | 私立(新潟県) |
| 入学定員 | 2026年度:130名 2027年度:100名 |
| 偏差値の目安 | BF(ボーダーフリー) |
| 学費 | 1年次195万円、2年次以降215万円/年 |
新潟薬科大学薬学部薬学科は私立で、新潟県にあります。入学定員は表のとおり2026年度と2027年度で変更予定です。また、2027年4月に大学名を「新潟科学大学」へ変更する予定です。これから入学する方が条件を確認するときは、この記事の修学状況の対象年度と、募集要項の対象年度を混ぜないでください。
偏差値の目安は「BF(ボーダーフリー)」です。この表記だけから入学後の学習負荷や進級のしやすさを推測することはできません。この記事の中心は在学から卒業までの修学状況です。入試の比較材料と、入学後に必要な学習の見通しは分けて読むのがよいでしょう。
学費は1年次195万円、2年次以降は年215万円です。進級に時間がかかる可能性を考えるときは、授業料だけでなく、学則で定められた納付時期や扱いも確認しておくと安心です。具体的な納付額や手続きは年度によって変わり得るため、実際に判断するときは新潟薬科大学の最新の募集要項や案内を確かめてください。
この記事で使った数字の出典
- 新潟薬科大学 修学状況の公表資料:新潟薬科大学公表PDF
- 退学・除籍などの割合:文部科学省「薬学部の6年制課程における退学状況等」(2025年度調査結果)
- 入学定員・偏差値・学費:新潟薬科大学の募集要項および進学情報サイトの公表値
数値は2020年度入学生についての公表値です。大学の公表資料は毎年更新されるため、最新の数字は新潟薬科大学の公表PDFでご確認ください。
主な修学状況の数値は、新潟薬科大学が公表している資料に載っている数字です。記事中の学年別人数と卒業・薬剤師国家試験に関する指標は、2020年度入学生を対象に整理しました。大学別の数字を読む際は、資料の公表時点と、対象になっている入学年度を先に確認してください。年度が違う数字を一列に並べると、同じ集団の経過として読めなくなります。
比較表の中央値は、大学の公表資料そのものに書かれた新潟薬科大学の評価ではなく、本サイトで薬学部79学科の公表値を集計したものです。個別大学の値と中央値は、表の同じ指標について見比べてください。出典をたどるときは、大学の公表PDFで元の人数と割合を確認し、他の大学と比べる場合も同じ対象年度と定義にそろえると誤読を減らせます。
入学定員、偏差値の目安、学費は、修学状況とは更新時期が異なる情報です。進学を検討する方も在学生も、必要な項目についてそれぞれの最新の公表資料を確認してください。数字を見たあとに大切なのは、自分の現在地へ引き寄せることです。履修中の科目、試験までの日程、確認が必要な規程を整理し、次に取る行動を具体化しましょう。
