再試前に留年決定してしまい、卒業への自信を喪失してしまいました
- 娘が薬科大学2年ですが、前期で2科目単位を落とし、後期に再試が5科目上限のところ、7科目落として、すでに再試前に留年決定が決まってしまい、卒業への自信を喪失してしまいました。
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大変な状況にお悩みですね。娘さんが現在感じているプレッシャーや挫折感は、とても重いものだと思います。そして、親としてその姿を見守る気持ちもまた、非常に苦しいものだと想像します。
娘さんに寄り添うための考え方や行動について、いくつかの提案をさせていただきます。
1. 気持ちを受け止める
娘さんがどのような気持ちでいるのか、まずはしっかりと耳を傾けてあげてください。「頑張っていたのに悔しい」「どうしてもうまくいかなかった」「これからが不安」など、さまざまな感情が混ざっていると思います。それを否定せず、「そう感じているんだね」と共感することで、娘さんは少し安心感を得られるかもしれません。
2. 原因を一緒に整理する
成績不振には、単に「勉強不足」以外にも、学習計画の立て方、生活習慣、メンタルヘルス、学習方法の相性など、さまざまな要因が絡むことがあります。たとえば:
- 勉強量は足りていたのか?
- どのような学習法を使っていたか?
- 勉強の時間配分は適切だったか?
- 体調や心の状態が影響していなかったか?
これらを一緒に振り返ることで、再挑戦する際の具体的な改善点が見えてくるかもしれません。
3. 留年を前向きにとらえる視点を提案する
留年は確かに大きなショックですが、それが必ずしも「失敗」ではないことを伝えることが大切です。例えば、以下のような考え方を示してみてください:
- 留年期間を通じて、苦手科目の理解を深める機会ととらえる。
- 新しい学年の仲間や先生から、新しい刺激を受ける可能性がある。
- 卒業後の道がまだ開かれている限り、時間をかけて準備することは決して無駄ではない。
4. 専門家の力を借りる
場合によっては、大学内のカウンセリングルームや学習支援センターを利用して、アドバイスを受けることも考えましょう。また、ウェルズのプロ家庭教師は、学習のモチベーションを回復させるためのサポートも行います。苦手科目を克服するための個別指導を通じ、次年度の進級に向けて計画を立てます。また、学習習慣の見直しを通じて、確実な成果を目指します。このように家庭教師や個別指導の活用も、学習計画の立て直しに役立つかもしれません。
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お嬢様の未来について、短期的な目標と長期的な目標を一緒に考える時間をつくりましょう。たとえば:
- 次の試験でこの科目をしっかり克服する
- 今学び直すことで、自分の得意分野を見つける
- 最終的には薬剤師としてどんな仕事がしたいかをイメージする
これにより、お嬢様自身が「これからできること」に目を向けやすくなります。
最後に
今はお嬢様も辛い時間を過ごしていると思いますが、その一方で、あなたが支えているという事実が何よりも大きな助けになります。「一緒に乗り越えよう」という気持ちを伝えながら、無理せず進んでいけるよう、焦らずに見守ってあげてください。