薬学部生向け 教科書・参考書 完全ガイド

薬学部生が学習を進める際、学年や目的に応じて適切な教材を選ぶことが重要です。
以下に、学年別および目的別におすすめの教材をまとめました。

受付時間 10:00~18:00
(土日祝日、年末年始、夏季休業日を除く)
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1年生向け:基礎科目の理解を深める

生物学・化学の基礎を固める

  • 『理系なら知っておきたい生物の基本ノート[生化学・分子生物学編]』
    高校生物の復習から大学レベルの生物学までを網羅しており、初学者でも理解しやすい。
  • 『「高校の化学」が一冊で丸ごとわかる』
    基礎化学から有機化学、高分子化学までをカバーし、大学での化学学習にスムーズに移行できる。

有機化学・生理学の導入

  • 『今こそ「わかる」有機化学入門』
    マンガや図解で有機化学を楽しく学べる入門書。
  • 『からだがみえる』
    解剖学や生理学を視覚的に学べる教材で、専門科目の理解を深めるのに適している。

2年生向け:専門科目の導入

有機化学・薬理学・病態生理の基礎

  • 『今こそ「わかる」有機化学入門』
    有機化学の基礎をマンガや図を用いて解説。
  • 『薬がみえる』シリーズ(Vol.1~Vol.4)
    • Vol.1: 神経系・循環器系・腎・泌尿器系
    • Vol.2: 代謝系・内分泌系・産婦人科・血液系・免疫系
    • Vol.3: 感染症・腫瘍・呼吸器系
    • Vol.4: 作用機序・薬物動態学

物理化学・製剤学・分析化学

  • 『物理薬剤学の基礎』
    製剤学や薬物動態学の基礎を理解するための教科書。
  • 『分析化学の基礎』
    質量分析や分光分析の基礎を学べる教材。

3年生向け:計算問題や専門科目の深化

薬物動態・製剤学・計算問題

  • 『薬学生のための計算問題集』
    基本から応用までの計算問題を網羅。
  • 『薬物動態学の基礎と応用』
    薬の吸収・分布・代謝・排泄を学ぶ。
  • 『生薬学入門』
    漢方・天然物化学に関する基本的な知識を学べる。

4年生向け:総復習と実務実習の準備

臨床薬学・医療倫理

  • 『薬がみえる』シリーズ(Vol.1~Vol.4)
    薬理学と病態生理を視覚的に学べる。
  • 『医療倫理と薬剤師の役割』
    医療倫理、薬剤師法、薬事関連法規を学べる。

CBT・国家試験対策

基本書

  • 『薬剤師国家試験対策参考書(青本)』
    試験範囲を網羅し、受験生の多くが使用する信頼性の高い参考書。
  • 『薬ゼミの要点集』
    青本の重要ポイントをコンパクトにまとめた内容。
  • 『領域別既出問題集』
    過去7年分の問題を領域別にまとめ、出題傾向の把握や弱点克服に役立つ。
  • 『Let’s CBT!シリーズ(ZONE1~3)』
    • ZONE1: 基礎知識の整理
    • ZONE2: 実践問題を解きながら応用力を鍛える
    • ZONE3: 模試形式で総仕上げ

問題集

  • 『薬学生支援CBT問題集(ポケ問)』
    スマホやタブレットでも学習可能な、実践的なCBT対策問題集。
  • 『薬剤師国家試験対策 必須問題集』
    頻出問題を厳選し、試験本番で得点できる力を養う問題集。

目的別おすすめ教材

苦手克服・学習効率アップ

  • 『くるみぱんの 薬学×付箋ノートBOOK』
    付箋を活用して薬学の知識を整理し、試験勉強に役立てるノート術。

短期集中・試験直前対策

  • 『薬ゼミの要点集』
    短時間で復習できるコンパクトなまとめ。
  • 『薬剤師国家試験のための薬単 試験にでる医薬品暗記帳』
    医薬品の暗記を短期間で済ませるための参考書。

まとめ

薬学部の学習には、基礎から国家試験対策まで幅広い知識が求められる。それぞれの学年・目的に合わせた教材を活用することで、より効率的に学習を進めることができる。

特に、国家試験対策では「青本」「要点集」「過去問」を中心に学習し、繰り返し演習を行うことが合格への近道となる。不明な点があれば、これらの教材を活用して理解を深めることが重要である。

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(土日祝日、年末年始、夏季休業日を除く)
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