薬学部の英語・TOEIC卒業要件にどう備える?専門科目と両立する勉強法

監修久松 賢三ウェルズ家庭教師センター センター長プロフィール
最終更新: 2026-10-14

薬学部の授業や実習の準備だけでも忙しいのに、英語の卒業要件まである。TOEICなどのスコアをいつまでに用意するかが分からないと、専門科目を優先してよいのか迷います。

まずは自分の大学・入学年度に適用される要件と提出期限を確かめ、そのうえで英語に使う時間を決めましょう。必要な試験や扱いは大学・学科・年度によって異なります。この記事では基準点を並べず、履修や試験を両立させる考え方を整理します。

最初に確認したい英語の卒業要件

「TOEICが必要らしい」という話だけで予定を組まず、学生便覧・履修要項・学内のお知らせで、自分に適用される条件を確認します。見る項目は、対象となる試験、スコアの有効期間、提出方法と期限、英語科目の単位との関係です。

同じ「英語の要件」でも、授業の単位、外部試験の結果、学内試験など、確認するものが違えば準備も変わります。資料の表現が分かりにくければ、教務窓口に「自分の入学年度では何をいつまでに提出するか」を具体的に尋ねると、学習計画を立てやすくなります。

英語と専門科目の優先順位を決める

英語の準備を始める時期は、要件までの距離だけでは決められません。必修科目の試験や再試験が迫っているなら、その勉強時間を先に確保します。一方で、英語の提出期限が近いなら、受験日と結果の確認に要する時間を含めて逆算します。

今週取り組むことを「期限を過ぎると困るもの」「成績や理解の遅れが大きいもの」「短い時間でも継続できるもの」に分けてみてください。専門科目の山場には英語を小さく続け、山場を越えたら英語の演習を増やすという調整ができます。

今の状況先に決めること
専門科目の試験が近い必修の復習を優先し、英語は続けられる量に絞る
英語の提出期限が近い受験機会と結果提出の流れを確認して予定を確保する
どちらも期限が近い学内の担当窓口に条件を確認し、週ごとに配分を見直す
個別相談|薬学部卒業 家庭教師センター英語と専門科目、どちらも気になるときに
今の履修と期限を整理し、取り組む順番を一緒に考えます。くわしく見る →

TOEICを使う場合の勉強の進め方

自分の大学でTOEICの結果を使えると確認できたら、まず現在の得意・不得意を把握します。問題を解き、語彙が足りないのか、聞き取りで止まるのか、長文を読み終えられないのかを分けます。弱点が見えないまま教材を増やすと、専門科目の勉強時間も削られがちです。

短い復習とまとまった演習を分ける

授業のある日は語彙や聞き取りを短く続け、余裕のある日に時間を測って問題を解く方法があります。演習の後は点数だけを眺めず、誤答の原因を「知らない語」「聞き取れない音」「時間配分」などに分け、次の復習内容を一つ決めます。

薬学の英文資料を読むことと、TOEICの形式に慣れることは目的が異なります。大学が求める試験に合わせて練習しつつ、専門の英語表現が必要な授業では、その授業の資料を使って学ぶと整理しやすくなります。

授業が忙しい週の学習計画

予定表には「英語を勉強する」ではなく、「単語を見直す」「聞き取れなかった箇所を確認する」「間違えた問題を解き直す」と書きます。何を終えたら一区切りかが分かると、授業の合間にも取りかかりやすくなります。

週の初めに、専門科目の試験日・課題の締切・英語の受験予定を同じ場所に書き出します。想定より課題が重くなった週は、英語の新しい教材を進める量を減らし、復習を残す。逆に授業が落ち着いた週は、英語の演習時間を増やす。固定した比率より、期限と理解度に合わせて調整するほうが現実的です。

期限が近いときに見直すこと

提出期限が近いと分かったら、試験を受ける日だけでなく、結果を受け取り、大学に届けるまでの流れを確認します。必要な書類や手続きは学内の案内で確かめ、受験機会を逃さないよう予定に入れます。

専門科目で再試験の可能性がある場合は、英語の対策だけを増やす前に必修の合格見通しも確認しましょう。卒業要件が複数残っているなら、どれか一つに時間を寄せすぎると別の要件が後回しになります。判断に迷うところは、教務窓口や担当教員に早めに確認するのがよいでしょう。

英語も専門科目も続けるために

薬学部の英語対策は、まず自分に必要な要件と期限を確定させるところから始まります。そのうえで専門科目の試験を見渡し、英語は弱点を絞って続けます。授業が忙しい時期と英語に時間を使える時期を分けて考えれば、毎週同じ配分にこだわらずに済みます。

一人で計画を立て直しにくい場合は、履修状況、専門科目の進み具合、英語の期限を並べて相談してください。何を先に進めるかが見えると、次の一歩を決めやすくなります。

薬学部専門・オンライン個別指導独学でつまずいたら、プロと一緒に立て直しませんか?
学習計画づくりを、マンツーマンで。くわしく見る →