薬学部で毎年進級するためのコツ

「進級できるだろうか」という不安は、多くの薬学部生が同じように感じています。不安そのものは悪いものではなく、準備を始める合図と捉えて、できることから手をつけていきましょう。制度や基準は大学ごとに違うため、最終的には最新の学生便覧や学修ガイドで必ず確認してください。

進級を左右するのは才能ではなく、日々の「仕分け」と「復習の設計」です。授業直後にわかった・わからないを分け、わかった内容は短い間隔で繰り返し、わからない内容は早めに解決してすぐ練習する。これを配点や頻出度で優先順位づけし、月1回見直す。結果を保証するものではありませんが、この流れはどの学年でも応用できます。

目次

授業直後の「仕分け」で迷いを無くす

まず授業が終わった直後に、ノートやシートで「わかった」「わからない」を1〜3行で仕分けます。「わからない」はさらに、用語・背景・手順のどこでつまずいているのかをメモしておくと、後から手を打ちやすくなります。

「わかった」は短く何度か触れて固定する

  • その日のうちに5〜10分だけ見直す
  • 読むだけでなく、短い問題演習や1分程度の口頭説明を足す
  • 翌日・数日後・1〜2週間後というタイミングで短い再確認を入れる

「わからない」は早めに解決してすぐ練習する

背景や手順を簡単な言葉で言い換え、同系統の小問を1〜2題解いてみます。解けたら「わかった」側に移し、次回以降の短い再確認に組み込みましょう。わからないまま放置する期間が長いほど、後から取り戻すのに時間がかかります。

優先順位のつけ方と月1回の見直し

すべての範囲を同じ熱量で復習する必要はありません。配点が高い・よく出る・自分が間違えやすいが重なる領域を優先し、よく出るがミスが少ない範囲は短い復習で維持、低配点・低頻度の範囲は後回しにしても構いません。各大学の出題傾向や科目比重は、大学が公開している公式資料で確認してください。

月1の「小テスト+原因メモ」で微調整する

毎月同じ範囲でミニテストを行い、正答率の推移を記録します。伸びにくい単元があれば、原因を知識・計算・読解のどれに当てはまるかラベル付けし、対策を入れ替えていきます。進捗を記録して振り返る習慣そのものが、計画を続けるための支えになります。

学び方と相談相手の選び方

学び方には独学・個別(家庭教師等)・併用の3つがあります。独学は自由で低コストな一方、質問の解決が遅れやすい面があります。個別は弱点に集中して取り組め、疑問をすぐ質問できますが、費用や相性の確認が必要です。併用は普段を独学で進めつつ、月1〜2回の点検で優先順位や疑問を修正するやり方です。まずは1週間ほど独学で試してみて、進みが悪ければ支援を足すという順番でも構いません。結果を保証するものではありませんが、やり方は状況に合わせて変えられます。

相談相手を一人決めておく

友人・先輩・先生・家庭教師など、話しやすい相手を一人決めておきましょう。週1回程度の短いチェックイン(進捗確認や口頭での説明)を挟むだけで、迷いを早めに修正できます。特に負担が大きくなりやすい時期は、話せる相手がいること自体が支えになります。

  • 授業直後の仕分けで、わかった・わからないを可視化する
  • わからないことは早めに解決し、すぐ小問演習で確認する
  • 短い再確認を翌日・数日後・1〜2週間後に設計する
  • 月1回のレビューで、正答率やミスの型から優先順位を調整する

まとめ

  • 授業直後に「わかった」「わからない」を仕分け、わからない部分は用語・背景・手順のどこでつまずいたかをメモします。
  • 「わかった」内容は短い間隔で繰り返し確認し、「わからない」内容は早めに解決してすぐ練習することで定着させます。
  • 復習の優先順位は配点×頻出×自分のミスで決め、月1回の小テストで微調整します。
  • 独学・個別・併用の中から、自分に合った学び方を選び、相談できる相手を一人決めておくと迷いを早めに修正できます。

参考リンク

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